抽象的な

慢性閉塞に対するステント補助逆制御順行性および逆行性内膜下トラッキング法の症例

JA ロッシントン & A アラマー

遠位右冠動脈に薬剤溶出ステント(DES)を留置した高齢患者が、非ST上昇型心筋梗塞で来院した。血管造影では左冠動脈系に左方向への制限は認められなかったが、優位右冠動脈に石灰化した慢性完全閉塞(CTO)と逆行性側副血行路が認められた。内科的治療では効果がなく、CTOに対するPCIと一次逆行性逆行性制御順行性逆行性内膜下追跡(CART)法の実施が決定された。本症例は、ステントを使用して逆行性ワイヤーを偽腔から真腔へ容易に伸展させる新しいアプローチを示している。逆行性CARTはCTO PCIの確立された選択肢であるが、偽腔から真腔への逆行性ワイヤーの移行に失敗することは珍しくない。この重要な段階を容易にするアプローチは、上記を含めてこれまでにも説明されているが、われわれの知る限り、この複雑な技術を詳述した初めての出版物である。

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